協賛のお願い

舞台芸術創造プラットフォーム企画(後述)立ち上げに伴い、協賛いただける法人様・個人様を募集いたします。

法人様へのオファー

当団体への協賛法人を募集しております。当団体の2023年及び2024年のすべての制作動画、公演のプログラムにCMを記載します。1口¥10,000より承ります。

口数動画プログラムノート
1口協賛読み上げA45段組み広告記載
5口協賛読み上げ+ロゴや宣材A4半分広告記載
10口1カット占有協賛読み上げ+ロゴや宣材A4全面広告記載

個人様へのオファー

当団体への協賛会員を募集しております。1口1,000円よりで

協賛会員(年間)口数特典
一般会員1~5コンサート等の入場500円引き
特別会員5~101公演ご招待
スペシャル会員10〜1公演ご招待+サロンコンサートご招待

舞台芸術創造プラットフォーム企画について代表挨拶

みなさんこんにちは。Creative Garden "Core"代表、作曲家・ピアニストの髙橋悠之輔です。

東京藝術大学音楽学部楽理科に入学以降、現代音楽、舞台芸術などを中心に研究と実践を続けて来ました。これまでオペレッタ、音楽劇などの舞台作品、劇伴音楽、コンサート用楽曲の作・編曲などを多数手がけています。現在、2021年に立ち上げたこの団体で代表を務めており、団体のディレクション、作編曲、ピアノ演奏に従事しています。

Creative Garden “Core”は、作曲家、歌手、器楽奏者、学者、文芸批評家、写真家などで構成されるアライアンスで、それぞれの技能を活かして協業し、コンサートや舞台公演などを主催しています。これまで4回の舞台公演、3回のコンサートを実施してきました。本年は7月21日に静岡県三島市でのコンサート巡業を果たし、12月3日には光が丘美術館(練馬)での演奏会などが予定されています。

活動紹介動画

この度『新作のオペラや音楽劇を継続的に世の中に出す創作プラットフォーム』を創ろうと構想し、プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトの長期的な目標は、定期的に新作のオペラや音楽劇を世に発表し続けるプラットフォームを構築することです。現在の計画では一年目に『語りを含む演奏会形式』で上演をし、二年目に演出や美術をつけて『成果公演(本公演)』を行う予定です。

制作段階から動画アーカイブを残し、活動の周知を行っていきます。継続的に新作を次々発表する団体であるということを広く知っていただき、プロジェクトの継続性を高めることが狙いです。

プロジェクト概要

具体的な一年目の活動として、パネルディスカション+ミニコンサートと演奏会形式の公演を行います。演奏会形式の公演では、「語り」を活用し、編成も最小限のもので演奏します。現時点で作品は2つ、それぞれ別の作曲家によるものを取り上げる計画です。

私髙橋が今書いているオペラは、黎明期の江戸を舞台としたオペラです。家康の懐刀といわれる、謎に満ちた怪僧南光坊天海が江戸を守るために仕掛けたカラクリを題材に、人の支配とシステムの支配など、現代に通底するテーマを書きます。

Creative Garden “Core”は、演奏者や技術スタッフに適正な報酬を支払うことを重視しています。このことは彼らが作品に集中し、公演の質を高める要因になることはもちろん、本プロジェクトの目指す姿としても大事なことだと考えています。継続的な演奏者や技術スタッフの雇用を産むことは、ひいては音楽文化の維持に貢献することになるからです。

長期的目標

あらゆる文化活動において、新作を継続的に世の中に出していくことはとても大事なことです。新作をもって世に問う活動は、作品の作り手を育て、受け手を刺激します。その分野の土壌を豊かにするにはそういった営みが活発になることが不可欠です。

世界的な「名作」と呼ばれる作品の背景にあるのは決して卓越した個人の力だけではありません。「名作」の作り手を輩出する土壌の豊かさ、文化的強さが重要であると考えます。

オペラや音楽劇などの総合芸術にも同じことが言えます。新作の上演は舞台人を育て、観客を刺激し、公演に関わる市場を活性化させます。市場の盛り上がりは、作品に関わる専門家の雇用を産み、雇用は彼らが芸術に専念することを可能にします。結果としてより良質の作品が世に出されます。 そうした良い循環の先に、世界で愛される「名作」の誕生が約束されているのです。

本邦の事情を俯瞰すれば、商業的に成功した一部企業を除いて、オペラあるいは音楽劇の「新作」は単発のプロジェクトとして制作され、世に出されます。発起人となる個人や小さな法人、任意団体が中心となって、ファンディング、マーケティングから作品づくり、舞台のしつらえまで全て自前で行います。大抵それは痛みを伴う結果に陥ります。公演が終了する頃にはコアメンバーは疲弊し、次の「新作」のことなど考えることもできないでしょう。結果、新作を世に出す試みは多くの場合頓挫し、集まった人材は離散し、整備を始めたマーケティングシステムは放棄され、ノウハウは失われます。

沢山の個人や団体が、孤独な戦いに身を投じ、都市に住む多くの見込み顧客に認知されることもなく、大きな傷を負って新作を世に出す試みから離れていきます。



ここに一つの解答を用意したいと考えます。アジア有数の大都市東京において、「新作」を次々に出し続けるプラットフォームを作りたいのです。志ある個人・団体の協働によってマーケットを開拓し、技術を磨き、「新作」を以て世に訴えていきます。
継続的に公演を行うことで「新しい作品を観たければそのプラットフォームの公演に行けば良い」と人々に認知してもらいます。認知が広まれば、意欲的な作曲家、執筆家、演出家、音楽家、 役者、美術家などが集まり、若手の活躍機会も増えていきます。企業協賛なども積極的に呼び込んで、継続性の確保に努めていきます。

やがて世界で愛される「名作」も、そのプラットフォームから誕生するでしょう。

本事業はそのモデルを構築する「新作」であります。 

2023年8月30日

Creative Garden "Core"
Chief Gardener(代表)
髙橋悠之輔